2013年8月13日火曜日

長いようで短いような

2週間ほど前、Iと代々木辺りのコーヒー屋を巡った。特にLittle Napというところは非常においしかった。豆を購入。それから渋谷の離れにあるアヒル~に。数年ぶり二度目。一度目はF監督とスタイリストUさんとなぜかいったな。。確か「ミラル」を渋谷でみているとUさんもいてそのまま誘われての流れだったはず。それはさておき、ソーセージうまし!Iは涎を垂らしまくっていた。大丈夫か?少し話を捏造して、ピーマンの肉詰めを頼む。もう終わりました・・なぬ、目の前で焼いとるでないかと視線を送りつつ、パンを購入して店を出ると猛烈な雨が降り始める。目の前のお宅の駐車場に避難。家から人が出来た。外国の方で気にせず、止むまでいてくれとのこと。あざす。気にせずいた。たらふく食べて解散。

数週間後の今、この灼熱地獄の中、外を歩きたくないのでダラダラと昼を過ごし、飯を食って再度ダラダラ過ごした。夕方からSと会うので解散。近々Sを交えて。

日暮里駅にてSと待ち合わせ。2年ぶりなので少し不安。というのも映画が好きなせいか、、映画史的に忽然と姿を消した人間が数年後、ひょっこりと現れる話にロクな展開がないからだ。映画史的でなくても言えることかもしれませんが。しかし都合の良い私は、ひょっこりと現れる、という部分だけ拝借して好きな映画の一つである、イーストウッドの「センチメンタルアドベンチャー」を思い浮かべ、これからの再会がそれに近く、新たな岐路になるのではないかと夢想した。

日暮里の駅改札前。利用者であふれる人々の隙間をすいすいと通り抜ける男がいる。すらっとして左右に揺れるような独特の歩き方をするあの男である。少しずつ距離が縮まる。視線が合い、言葉を交わし握手をして、二人とも落ち着きがないのでそのまま谷根千へ向かった。

谷根千を散策。この2年間のことを歩きながら聞く。映画の話をするとカラックスの「Holy Motors」の話に。さすがです。て都内でみとるんかいと突っ込みを入れつつ、さらに楽しくなる。「Holy Motors」について話してこれだけ盛り上がるのはあなたくらいですよ。細い路地をほいほいといくとお目当てのカフェテリアに着。なぜ今皆に会いたくなったのか。コンタックスカメラに興奮するS。写真や映画等多くのことについて話し、近況報告と今後のについても話す。コーヒーを飲む。うむ、値段相応の味である、と言いそうな顔をしている。店を出る。

以前谷根千界にていったバーへ。先ほどの話の続きを。某思想家Sに今はまっているらしい。読んでみようかな。

コンテクストを知らずに自身の領域外のことに手を出しているらしい某思想家Aの話。ジャンルを越境するのは当人の勝手でしょうが、ジャンルへの敬意みたいなものが欠けているというのが問題なのでしょうね。それは個人の自由なので勝手にしてくださいと言う感じではあるのですが。Sが指摘した無意識の言葉が、干渉してくるというのに色々納得。

我が家へ。母に紹介。母が料理を作ってくれたので食す。大食いのS。非常にゆったりとした雰囲気で食事をしながら三人で談笑。少しすると母の目が少し赤くなっており、涙をふいている。はて、なぜなのかと思い、再度Sと話し始めると何となく理由がわかってきた。たらふく飯を食っているS。また言葉を交わし始めた。欠けていたものが元に戻ったように感じる。

夜も遅いので駅まで送っていく。改札でわかれる。帰りの足取りがいつもより軽く、気分がよかった。

Glenn Gould

お互いに愛聴する。



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